コンサルタントが「RESULT(結果)」を追求する場合に必要なものとはなんでしょう?
それは、次の2つに他なりません。
- 構想段階の戦略案を実行できる「組織力(組織ケイパビリティ)」が備わっていること。
- プロジェクト期間の終了後も、クライアント自身が「継続し、成果を出し続けていける」こと。
元々、顧客とのプロジェクトには予め決められた「予算枠」と「期間」があり、その中で一定の成果物を出す約束があります。
しかし、「プロジェクトが終了」したとしても、顧客にしてみれば「すべてが終わった」わけではありません。
そもそもの目的を考えた場合、「プロジェクトの成功」よりも重要なことは何でしょう?
それは、「その後の継続した活動」です。
そして、それを具現化するために必要なことは、次の2つです。
- 顧客側のリーダーの能力の見極め
- リーダー教育(キチンとした見方・考え方、役に立つ経営手法など)
これらを、戦略構想のプロセス、またその後の実行展開と並行して十分に行うことが、「戦略実行の成功」には不可欠です。
しかも、これは顧客側の責任範囲として考えるべき問題だとは、決して割り切れるものではありません。
アスク総合研究所は2010年4月、これらすべてを真摯に自己内省しながら、同じ思いでつながった少数精鋭のコンサルタントで立ち上げました。
私たちのミッションは、「お客様自らが『変わる力』をつけるご支援をする」ことです。
巨大コンサルタンティングファームのようなパワフルな組織力、ブランド力はありません。
しかし、お客様のベネフィットを削ぐような制約を受けることなく、長年(15年~35年)のキャリアをもった少数精鋭のコンサルタントがお客様としっかり向き合い、実践と結びつくかたちの対話や具体的な提言をさせていただいております。
では次回は、「お客様自らが『変わる力』をつけるご支援をする」ためには何が必要か? をお送りします。