企業内コンサルタント育成
企業を取り巻く急激な環境変化は複雑化し、成功法則も大きく変わってきた現代において、変化に適用し続けるためには精度よりも「鮮度」の高い情報による状況判断を優先し、自らが試行学習を繰り返しながら変化し続けるしかありません。企業自ら「変わる力」をつけることなくして、永続的な真の改革はあり得ないでしょう。
今後は企業の内部リーダーそのものが企業内コンサルタントの役割を担い、各種の方法論やツールを駆使し、企業改革をリードすることが主流の時代になってくると考えております。
弊社代表は20年前からこのような企業内コンサルタント(=変革リーダー、社内イノベーター)育成に注力し、彼らの企業変革への介入と戦力化に貢献してまいりました。これまで経験学習したノウハウを「企業内コンサルタント養成プログラム」に詰め込み、分かり易く企業の皆さまへご提供いたします。
社内コンサルタントの資質と思考技術の基礎
社内コンサルタントに必要な思考技術20箇条
- 問題の定義(問題解決アプローチから問題定義・課題解決アプローチへ)
- 「ソフト」の問題と「ハード」の問題
- 問題の構造化
- 物事をつなげて考える「システム思考」
- 見える世界から見えない世界へ、そしてさらに見える世界への「立体思考」
- 因果連鎖ダイアグラム(「根っこ」とメカニズム)
- 四層構造モデル
- ロジカル思考とソフトシステム思考
- チェンジ・レバレッジ(変化への梃子)
- 経験学習サイクル(D.A.KolbのThe Experiential Learning model)
- 変革(変化)の意味とそのプロセス
- タスク・コンサルティングとプロセス・コンサルティング
- 問題状況と問題点と問題形成と問題定義
- 課題、打ち手、施策による課題解決マップの基本構造で根拠と主張の明文化
- 管理型マネジャーと変革型リーダー
- 分析型アプローチと学習型アプローチ
- 分析型戦略と創発戦略
- 伝統的な情報処理モデルとINFORMATINGモデル
- BPRとBPR3乗+CM
- 目標管理サイクルとアクション・ラーニングサイクル
企業内コンサルタントの役割と育成の考え方
人と組織に学びを促し企業内にイノベーションを実現するには、認識論と運動論との連鎖が大切です。それは外部コンサルタントによる客観的なアドバイスではなく、これからはイノベーション・リーダー=「企業内コンサルタント」による内部からのブレイクスルーが必要です。
企業内コンサルタントはサーバント型リーダーとして、従来のカリスマ型リーダー(指導者)とは違った役割、進め方が必要になります。